イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方、基本の音階
イーグル・ボーン・ホイッスルは鷲の骨の笛です。甲高い哀しい音色です。
イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方教室第4回、基本の音階について。
» イーグル・ボーン・ホイッスルを吹いてみました。
ラドレミソラド
イーグル・ボーン・ホイッスルの基本的な音階は、下からラドレミソラドです。指穴をぜんぶ塞いで、下から順に一つずつ開けていけばいいです。
●…指穴を塞ぐ、○…指穴を開ける
イーグル・ボーン・ホイッスルの基本的な音階はインディアンフルート―北米インディアンの笛―の音階と同じです。偶然ではなくて、真似したのだと憶測しています。(昔は適当に指穴を開けてたはずですから。)
イーグル・ボーン・ホイッスルやインディアンフルートの音階は、そのときのフィーリングで自由に演奏するのに向いた音階です。どのように指を動かしても、なんとなく曲になって聞こえてくれます。その代わり音域が1オクターブしかなく、そもそもドレミファソラシドのファとシの音が足りません。ふつうの曲を吹こうとすると、吹けないことが多々あります。
一般的な話はここまで
イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方について必要最小限を説明しました。ここまでは誰が説明しても同じような話になる、一般的な内容だと考えています。
次回からは、イーグル・ボーン・ホイッスルをいい感じに吹く方法について説明します。しかし ”いい感じ” というのは人それそれで異なるわけで、だから次回からは ”私がいい感じだと思っていること” を説明します。つまりなにか権威ある協会からオーソライズされた、というような話ではありませんし、万人がそうだと頷く内容でもありません。
確実で間違いないのは私が説明するとおりに練習すると、私のような音になってしまうだろう、ということです。「簾さんの演奏は気持ち悪い」と気に入らない人は、話半分に参考にするのがよいでしょう。
イーグル・ボーン・ホイッスルはリコーダーやオカリナの吹き方が参考になるはずです。街の本屋や楽器店でリコーダーやオカリナの教則本を買ってきて、自己流で研究するのも…むしろそうした方が、イーグル・ボーン・ホイッスルと楽しくつきあえるかもしれません。
ふつうのインディアンフルートの吹き方についてはこちら。
» ウェブサイト 『インディアンフルートの吹き方』
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