イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方、姿勢・持ち方
イーグル・ボーン・ホイッスルは鷲の骨の笛です。甲高い哀しい音色です。
イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方教室第3回、演奏姿勢や持ち方など。
» イーグル・ボーン・ホイッスルを吹いてみました。
背筋をまっすぐが基本
イーグル・ボーン・ホイッスルにかぎらず笛はみんな、座っても立っても、まっすぐに背筋を伸ばして、肺や横隔膜など内蔵を窮屈にしないようにします。無理なく素早くたくさん息を吸いこめるように。
それと笛の演奏は、笛と演奏者の共鳴★が重要になる場合があります。後で説明します。そういうことがあるんだなとだけ覚えて、とりあえず背筋をまっすぐのばして演奏するのが吉です。
指穴をぜんぶ塞ぐ
イーグル・ボーン・ホイッスルは次のように持ちます。
- 裏の指穴…左手の親指で塞ぐ。
- 表の上から2つの指穴…左手の人差指と中指で塞ぐ。
- 表の下の2つの指穴…右手の人差指と中指で塞ぐ。
指穴を塞ぐときは隙間ができないようにかんぜんに塞いでください。指穴を開けるときはきちんと開けてください。中途半端にすると変な音がします。
ぎっちょの人は左右の手を逆にしてもいいかもです。そういえば指穴の数はちょうど5つですから、練習すれば片手でも演奏できそうです。
唇に当ててそっと吹く
唇を軽く閉じて、イーグル・ボーン・ホイッスルの吹口を唇に当てます。がぶっと深くわえたり、舌先で吹口をれろれろ舐めたりするのは、やめた方がいいです。吹口に唾が入って乾いて固まると、最悪、音が出なくなります。吹口を唇に当てるだけ。熱いお茶を吹き冷ますようにフーッと吹けば鳴ります。
» イーグル・ボーン・ホイッスルに息を吹きこむ。
★ 笛と演奏者の共鳴
ありふれた物理的な話です。タンチョウツルやオオカミなど鳥や獣がふつうにやっていることを、笛の演奏に応用するだけです。
ふつうのインディアンフルートの吹き方についてはこちら。
» ウェブサイト 『インディアンフルートの吹き方』
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