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イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方、概説2

イーグル・ボーン・ホイッスルは鷲の骨の笛です。甲高い哀しい音色です。
イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方教室第5回、上達する秘訣について。
» イーグル・ボーン・ホイッスルを吹いてみました。

ささやかな工夫の際限ない繰りかえし

前回までイーグル・ボーン・ホイッスルの基本的な扱い方を説明しました。次からイーグル・ボーン・ホイッスルをいい感じに吹く方法を説明します。が、その前に上達する秘訣について説明しておきましょう。

楽器演奏に限らずなんでもそうなのですが、上達する秘訣は「ささやかな工夫を際限なく繰りかえすこと」、これに尽きます。イーグル・ボーン・ホイッスルについていえば、具体的には次のようにすればいいです。

  1. ホイッスルをいつも目に付くところ(ソファの上や机の上etc)に転がしておく。
  2. 後ろめたい気がしたらホイッスルを手に取って、2分間だけ吹いてあげる。
    (気持ちが乗ったら何時間吹いてもOK。)
  3. 以上を、上達することを期待せず、いつまでもいつまでも続ける。

ほんとうにこれだけで、いつの日か、家族や友人が感動して拍手してくれる程度には上達している自分に気がつくでしょう。

数日や数週間で上達するとは言いません★1 。数ヶ月でも…どうでしょうか。そうですね、確かにそんな調子がいつまでも続くと、まるで死ぬまで練習しても上達しないような気になって投げだしてしまいますが。意外に早いうちになんとかなるもの★2 です。「いつか時間が解決するさ」くらいの感覚で、気負わず頑張らず無理せず、いつまでも続けるのが肝心です。

★1 数日や1週間では上達しない
コンビニで買ってくるタバコの銘柄を暗記するような短期記憶と異なり、楽器演奏を全身に覚えこませるような大がかりで入念な記憶は、無数の脳細胞の枝の成長によって編みあげられます。脳細胞の枝の成長にはどうしても時間がかかりますから、つまり、脳細胞の枝が育つスピード以上のスピードで楽器演奏を覚えることは、生理的に不可能です。

★1 意外に早くなんとかなる
”複利計算” とか ”バタフライ効果” とか ”臨界” とか、そのようなワードに関連した事象です。変化が変化を呼び加速度的に変化していく系(システム)です。最初はいやになるくらい変化が見えないのですが、ある一線を越えたあたりから爆発的に変わっていきます。

ふつうのインディアンフルートの吹き方についてはこちら。
» ウェブサイト 『インディアンフルートの吹き方』

楽器があればもっと楽しい毎日
» インディアンフルートの販売は世界楽器てみる屋 ―日本に通じる音色―

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