-- リトルミンストレル --

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今日から吟遊詩人 補足1

花びらの形の愛らしいハープ、リトルミンストレルで好きな曲を伴奏つきで演奏しましょう。
» リトルミンストレルを弾いてみた

リトルミンストレルの弾き方教室第12回、低い音に伴奏をつける方法を説明します。

低いメロディーには高い音で伴奏をつける

リトルミンストレルには伴奏のルールがあって、ルールに従って弾けば、知っている曲に伴奏をつけて演奏できます。前回までずっと伴奏のルールについて説明して、ひととおりの説明が終わりました。おつかれさま。今回からは補足というか、知っていると得する話をいくつかします。

さて、伴奏は基本的にメロディーよりも低い音を鳴らします。これはメロディーが低い音―左手で弾いているあたりの音―を奏でるときに困ったことになります。メロディーよりも低い音がないので、伴奏ができません。

「是が非でも伴奏しなければならない」ということでもないので、メロディーが低い音を奏でているときには、伴奏を諦めるのも一つの解決策です。しかしメロディーの中に低い音が出てくるのは、だいたい曲の終わりが多いです。「ラーーー」で終わったり「ドーーー」で終わったり。この最後の締めの部分に伴奏がないのは、どうにもさびしい。

メロディーよりも低い音がないなら仕方ありません。メロディーよりも高い音で伴奏します。

低いドに伴奏をつける

メロディーが低いドの音を奏でているときに伴奏をつける方法です。右手と左手の役割を交代します。

  • 左手人差指で低いドの音を鳴らします
  • 右手人差指でソの音、中指でドの音を鳴らします

このとき3つの音を同時に「「「ポーン」」」と鳴らすよりも、「ポ」「ロ」「ロン」とずらして鳴らした方がハープっぽく聞こえます。
» 低いドの音に伴奏をつけてみた

低いラに伴奏をつける

メロディーが低いラの音を奏でているときに伴奏をつける方法です。右手と左手の役割を交代します。

  • 左手人差指で低いラの音を鳴らします
  • 右手人差指でミの音、中指でラの音を鳴らします

このとき3つの音を同時に「「「ポーン」」」と鳴らすよりも、「ポ」「ロ」「ロン」とずらして鳴らした方がハープっぽく聞こえます。
» 低いラの音に伴奏をつけてみた

低いシに伴奏をつけることはあんまりない

低いシの音にどうしても伴奏をつけなければならない、という状況はないと思ます。
「ドレミファソラシド」はすべての音が等価値ではなく、重要度や使い方が決まっています。「シーーー」で曲が終わることはありません。たいていシの後は「ドーーー」あるいは「ラーーー」に落ちつきます。
シの音はそういう、途中に現れる音です。

楽器があればもっと楽しい毎日
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