フヤラの吹き方:倍音を吹いてみる
フヤラは全長1.7mの巨大オーバートーンフルートです。
ライブステージで強烈なインパクトを放つ見栄えする外観と咆吼のような音色。
フヤラの吹き方教室第5回。フヤラは倍音奏法が基本です。
基本は倍音奏法
フヤラはオーバートーンフルートの一種ですから、倍音奏法が基本です。
指穴はぜんぶふさぎます。指穴はあけません。
そのままそっと吹いてください。か細い低い音がします。だんだん強く吹いてみてください。音がだんだん大きくなって、同時に高い音に変化していきます。
※ 高い音を出すには「ターンターン、ツツツー」と、舌先で勢いを付けて強く吹くと、高い音を出やすいです。
倍音の出てくる順
強く吹いたときに出る音―倍音―の出てくる順は物理法則によって決まっています。
倍音は低い音から高い音へ、次のように並んでいます。
ド ド ソ ド ミ ソ シb ド レ ミ ファ ソ ラ シ シb ド…
倍音は高くなるほど音の間隔が密になります。
理論上はどこまでも高い倍音が考えられますが、人間が息の強弱でコントロールできるのはせいぜい3オクターブあたりまでです。
楽器があればもっと楽しい毎日
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