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ダブルオカリナを販売する予定です

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オカリナは音域の狭い楽器です。
っても1オクターブ+5音あるので、この範囲に収まるように調整すればたいていの曲は吹けてしまうものなのですが…オカリナの音域をすこしでも広げる工夫として、ふつうのオカリナの横に小さなオカリナをくっつけたダブルオカリナが考えだされました。単純に二つのオカリナを一つにしただけ、吹口は二つあります。オカリナ演奏家がライブステージで演奏しているときに、曲の途中で音の高さの違うオカリナに取りかえて演奏することがあります。やっていることはそれとまったく同じです。

二つのオカリナを取りかえながら演奏するのは難しいだろうと推測しますが、実際にやってみるとオカリナの取りかえは思ったよりも余裕があります。メインの大きなオカリナで高い音を吹いているときは、既に右手は空いて自由になっています。だからそこから更に高い音を出すときは、左手でメロディーを演奏しながら空いた右手で小さいオカリナの指穴をあらかじめ押さえておくのです。あとはハーモニカのように吹口をスライドするだけ。これはこれで合理的な仕組みです。

ダブルオカリナを売ってよいものか

福岡市内のふつうの楽器屋ではダブルオカリナを見かけません。
そういう意味では世界楽器てみる屋の「珍しい楽器の販売条件」を堂々クリアしています。しかしネットではいろんなショップがダブルオカリナを販売していて、既に価格競争に突入しています。またオカリナ教室に通っている人は、教室にダブルオカリナが飾っているのを見たり、実際に先生が吹いているのを見たことがあるのではないでしょうか。ダブルオカリナは案外ポピュラーな楽器なのではないかと懸念しています。

とはいえ仕入れの関係上、これを販売しないとつらいというのがあります…
このダブルオカリナはチャカリナやオカリナのネックレスを販売しているエスティーエル・オカリナ社の商品です。商品を安く仕入れるには相応の金額か商品個数が必要なわけですが、だからといってチャカリナばっかり何十個も仕入れるわけにもいきません。ふつうのオカリナは論外、となると他にうちで販売できそうな商品はダブルオカリナやトリプルオカリナしかないのです。

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