エオリアン・ハープの現物
エオリアン・ハープは風で鳴る自奏琴のことです。名前はギリシャ神話の風神アイオロスに由来します。ショパンの練習曲Op.25-1を思い浮かべる人も多いでしょう。
エオリアン・ハープは19世紀中頃にヨーロッパで流行った実在の楽器です。少しだけ開けた窓の隙間に設置して、吹き込む風で鳴らして楽しみました。音はハープというよりバイオリン系というか、アンビエント・ミュージックのようです。
» エオリアンハープの音
これは商品サンプルとして取りよせたエオリアン・ハープの現物です。知らなかったのですが、チューニングは16本もある弦をぜんぶ同じ音にそろえるのでした。じゃらーんと指でかきならしても一つの音しか鳴りません。
いろんな音が聞こえるのは、だからあれは倍音です。
楽器があればもっと楽しい毎日
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