倍音楽器、ラッパ 2
倍音を強調して音程を出すラッパは、倍音に含まれない音程を出すことができません。ドレミファを不足なく演奏するために、なんとかして管の長さを変えて倍音の並びを変えてやる必要があります。
指穴をあけてみた
一つの解決はフルートやリコーダー等の笛のように、管に指穴を開けることでした。指穴を開けると音響上の管の長さが短くなります。図は指穴を持つラッパ、コルネットです。
※ 吹奏楽に使われる真鍮製のコルネットとは別物です。
ただ、コルネットの音程の出し方はラッパよりも笛に近いようです。
- ラッパ…管の長さを変えて倍音の並びを変える
- 笛…管の長さを変えて直接音程を変える
また音程が非常に不安定だとのこと。指穴どおりの音程が出ないそうで、ラッパに指穴を開けるというのは…あまりうまい工夫ではないようです。
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