-- 鼻笛 --

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鼻笛の吹き方、音程を保つには 1

鼻笛は鼻息で鳴らす笛。口笛のようなオカリナのようなきれいな音です。鼻笛で音程を正しく保ちながら曲を吹くのはとても難しい、上手になるには訓練しかないようです。

曲を吹いているうちに音が外れてしまう

鼻笛で曲を吹こうとしたときに難しいのは音を外さないことでしょう。音程をずっと正しく保ちつづけること、と言いかえてもいいと思います。鼻笛を吹いているうちになぜだか音がどんどん外れていって、最後には何を吹いていたのか自分でも分からなくなることがあります。

これは、今、自分がどの高さの音で曲を吹いているのか、しっかり把握できていないために起こります。自分が吹いている曲の音の高さをきちんと押さえられないと、正しい音が分かりません。分からないから音が外れても気がつかなくて、それがどんどん積みかさなり、はっと気がついたときにはぜんぜん調子っぱずれになっています。

キラキラ星さえおぼつかないようでは

ちょっとテストしてみましょうか。

  1. 鼻笛を鳴らしてください。どの高さの音でもいいですけど、ぴったり一定の高さで鳴らしてください。
  2. この音の高さをよく覚えておいてください。覚えたら鼻笛を鳴らすのをやめてください。
  3. 今の音をドの音とします。
  4. 今度は鼻笛でソの音を鳴らしてください。

ピアノのドの音に合わせて鼻笛を吹いてそれから…なんてインチキしてはいけませんよ。適当に鳴らした音をそのままドの音に決めて、ソの音を鳴らします。どうでしょう、ソの音を鳴らせましたか?ではもう一度、今度は別を音を鳴らしてそれをドの音にします。どうです、できましたか。

人によっては簡単にできたでしょうし、まったくできない人もいるかと思います。
どういう事かというと、ドの音を鳴らして次にソの音を鳴らすことができない、ということは「ドドソソララソ…」つまりキラキラ星の最初でいきなり躓いてしまうということです。こんな簡単な曲が吹けないようでは、ジブリの名曲なんてとてもムリだという道理です。

上手になるには訓練しかないようで

ドの音を決めるとソの音が決まる。もちろんほかのレ、ミ、ファ、ラ、シのすべての音が決まる。一旦決めたら動かさない。これが「今、自分がどの高さの音で曲を吹いているのか、しっかり把握できている」ということです。これができないと、曲を吹いているうちにどうしても音が外れていきます。

どうすればできるのか。
…これがどうも、ちょっと覚えたらぱっとできるみたいなコツはなくて、訓練するしかないようです。長くなったので続きは次回に。

楽器があればもっと楽しい毎日
» 鼻笛の販売は世界楽器てみる屋 ―鼻息が奏でる甘美な音色―

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コメント

フッピー君を購入しましたが、音がフューフューとなり音が割れて出ますが、ボカリナでは音が普通ーに出るのですがどうしてですかね?教えて。

フッピー君は2枚?のパーツを貼り合わせて形にしているでしょう。貼り合わせが悪くて隙間が空いてるとか?そんな事ではありませんか?

私はフッピー君を持っていません。
どうしても詳細を知りたいのであれば、そのフッピー君を購入したお店に確認するのが確実です。

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