横笛の吹き方、つなげる・区切る 8
横笛の演奏の善し悪しは音のカタチできまります。音の出だしを整える、音と音の間を区切る方法について説明してきましたが、音をつなげて吹いてしまうのもアリです。
音をつなげて吹く
今まで音の出だしを整える、音と音の間を区切る方法について説明してきましたが、音を区切らない、つなげて吹くという選択肢もアリです。ふーっと息を吐きながら指を動かすと音がずるずるとつながって聞こえます。
一つ一つの音がはっきりしない、何を吹いているのか聴きづらい。だからフルートやリコーダーではタンギングを重視するのでしょうが。一曲ぜんぶずるずるとつなげて吹くのではなくて、場所々々で音を区切って吹いたりつなげて吹いたりすると、表情豊かな演奏になります。
» 最初にぜんぶ区切って、つぎに区切ったりつないだり
どこをつないでどこを区切るかはその人らしさ・個性になってくると思いますが。たとえば「1234 1234 …」という拍子に合わせて吹くときに、「1」「2」「3」「4」のところの音は区切って、それより細かい短い音はつなげて吹くだけでも、いい感じに聞こえます。本当は曲に応じて「ここを切る」「ここをつなげる」というのを工夫するのがいいです。
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