横笛で吹くスカボロフェア
「スカボローの市場へ行くんだったらあの娘によろしく言ってくれ。俺はあいつのことを本当に好きだったんだ…」からはじまる、有名なスカボロフェアです。1960年代の英国民謡歌手マーチン・カーシーがアレンジした民謡をサイモンとガーファンクルが歌って世界中に知られるようになりました。
» スカボロフェアを試聴する
歌詞と対訳がウィキペディアにアップされていました。
» ウィキペディア-スカボロー・フェア-
なおサイモン&ガーファンクル版では、長い歌詞のうちからいくつかを抜粋して歌っているようです。またメロディーの背後に入るオブリガートには反戦的なメッセージがこもっていて、ベトナム反戦運動が盛んだった時代を反映しています。
『スカボロフェア』を竹笛で吹いてみた
上の試聴用の音源は『Gキーの横笛』で吹いています。
スカボロフェアの演奏は比較的簡単です、基本的に短いフレーズの繰りかえしで覚えやすい。サイモン&ガーファンクル版を聴いていると曲が進むに連れてメロディーが少しずつアレンジされたりしますので、そのへんは耳で確認してください。
運指は以下のとおりです、ほとんど下のオクターブだけ使います。ファ#なのに注意。楽譜はハ長調で表記していますが、原曲はEm(ホ短調)でした。
ご自分でmidiを演奏される方へ
今回の音源のソースでよろしければ使ってください。
未加工のソースなので当然、そのままでは聞けたものではありませんよ。なお私の横笛は音が少し低いので、midiの音も全体的に少し高さを下げて使いました。
» スカボロフェアのMIDI(未加工ソース)
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コメント
すだれさん、こんばんは。
先日ルネサンスフルートを購入しました、ガーデナーのsoleilです。
スカボロフェア聴きました!
The Sun in the streamとは雰囲気が違うけど、素敵な曲ですね。
なんかこう、すこぶる哀愁が漂ってる感じというか・・
こぶしが利いた吹き方がまだ出来ていませんが
練習の2曲目は是非この曲にします!
投稿者: Soleil | 2008年02月11日 23:09
Soleilさん、どうもです
> スカボロフェア聴きました!
> The Sun in the streamとは雰囲気が違うけど、素敵な曲ですね。
> なんかこう、すこぶる哀愁が漂ってる感じというか・・
ありがとうございます、がんばって音源を作ったかいがありました。年始に注文していた音楽製作ソフトが到着したので、見栄をはって伴奏を入れてみました。
> こぶしが利いた吹き方がまだ出来ていませんが
> 練習の2曲目は是非この曲にします!
ギターを弾く人でスカボロフェアを伴奏できる人はけっこういると思いますから、Soleilさんの造園した緑の庭で、ギターと横笛でコンサート、というのを狙ってみませんか。絶対に気持ちいいですよきっと。
ルネサンスフルートは本来はもっとコンサートフルートに近い、まっすぐな演奏をするようです。民族音楽好きの私が吹くからこぶしをまわす・ずりあげるの演奏になっています。仕方ないです。私は私の教えられることを教えるだけ、あとは自分なりに工夫していただく、という感じでお願いします。今後もルネサンスフルートで吹いて気持ちよさそうな曲を紹介していきますので、よろしくお願いします。
ではでは
投稿者: すだれ | 2008年02月12日 15:29