横笛の吹き方、音を出す 2
遅くなりました。横笛の音の出し方を説明します。最初はドレミとか指穴のことは忘れて、音を出すことに専念しましょう。
- まず、横笛の吹口付近を両手で持ってください――スイカを持って食べるときのような手つきです――。
- 吹口を唇に当てます。唇の赤い部分と肌色の部分の境目のところが、吹口の手前のふちに当たる感じです。★1
- そのままスイカの種を飛ばすように息を吹いてください。あるいは熱いお茶をふぅーっと吹き冷ます感じでしょうか。このとき吹口の向こう側のふちを狙って息を吹きつけます。
- 息は吹口の穴には入りません、吹口の上をかすめていく感じです。息が吹口の上をかすめていくときに向こう側のふちにひっかかって、皮一枚うすく削ぐような感じです。
★1 吹口を当てる位置は厳密には、唇の赤い部分と肌色の部分の境目よりもわずかに内側―赤い部分―のほうがよいようです。これは個人差もあるでしょうから、いろいろ工夫してみてください。よくわからなければ気にしなくていいと思います。
横笛の音は、息が吹口のふちにかすって削げるときの音です。
横笛をくりくり回して息と吹口の角度をいろいろ変えて試していると、そのうちに音が出ると思います。音が出るようになったら、より大きな、きれいなはっきりした音が出るように試してみてください。
あんまり鳴らないようだったら…友だちに吹かせてみてください。鳴らせる人が必ずいます、その人に教わってください。風やネコが鳴らすくらいですから、そんなに難しいことではありませんよ。
楽器があればもっと楽しい毎日
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