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初音ミク-岬めぐり-山本コウタロー

初音ミクに山本コウタローの『岬めぐり』を歌わせました。
今までのミクが苦手だった、やさしい中にも腹筋を感じさせる生理的な歌い方が出来るようになりました。

ミクのために専用のエフェクタを自作しています。
ミクは実はずっと声を出しっぱなしで、エフェクタでまるでミクが歌っているかのように声を加工しています。

岬めぐりのカバーはこれで二回目です。
前作は研究段階で、ネットでかき集めたエフェクタを組み合わせて、ミクの声を加工できるかいろいろ試していた頃でした。

業務用に?エフェクタでミクを素早く調声

ボーカロイドをまるで人間が歌っているように歌わせるには、声の抑揚をそのとおりに折れ線グラフで描いてあげる必要があります。

操作自体は、マウスを握ってペイントソフトにお絵かきするように、折れ線グラフを描くだけなの簡単なお仕事ですが。これをまるまる一曲分作業するとなると…どれだけ大変なことか!私も歌を歌うよ、という人はその殺人的な苦労を想像できるでしょう。

そんなこんなで私は当初から、この折れ線グラフを手描きする方法――オートメーションを手描きする方法を断念して、エフェクタでミクの声を加工する方法を模索してきました。

専用のエフェクタを自作するのはそりゃ大変ですが、一旦エフェクタが完成したら後は早いというのがメリットです。今の時点で、私はミクの声を本作品のクオリティに仕上げるのに6時間、長くて7~8時間程度で完了します。これは実は、世間の相場と比較するとべらぼうに早いらしい。最近そのことを知って、気分がいいです。

楽器があればもっと楽しい毎日
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