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楽器演奏は技能だと理解しています

私はシステムエンジニアです、音楽家でも演奏家でもありません。
そんな私は「楽器演奏は技能だ」と理解しています。

技能は使えてなんぼ。
それは例えば英会話のようなものです。英会話教室で数年も勉強すれば、いくら何でも英語を話せるようになるでしょう。ネイティブのように流暢でなくても、伝えたいことを伝えられるし、相手の言ってることを理解できるようになるでしょう。

楽器なら「自分の演奏したい曲を自力で演奏できる」ということです。
私は楽器演奏とは、まずそこが最初の完成形だと考えています。素晴らしい演奏ができるようになる前に、完璧な演奏ができるようになる前にまず――どんなに拙くても、誰の手も借りず、一人だけで曲を覚えて、一人だけで練習して、一人だけで演奏できるようにならなければならないと考えます。

私は、私のその姿が他人から見て不格好であったとしても滑稽であったとしても、自分の飛びたい空を自分が飛びたいだけ自由に飛べることを良しとします。逆にどんなに素晴らしく完璧に空を舞っていたとしても、それが一々先生から指示されないとできないのであれば、それは飛んでいるのではなくて、紐に繋がれた凧です。

多くの楽器は、まじめに練習すれば、3年で一つの節目に到達するはずです。
その道の先達からするとまだまだひよっ子ですが、素人から見ればもう立派な演奏家です。だから、楽器を練習し始めて3年目の人はそろそろ、自分の今の演奏でも喜んでくれる人を見つけて、公の場で演奏するべきです。
もちろん、観客の拍手に慢心することなく精進し続けることを前提として。

楽器があればもっと楽しい毎日
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