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ハングドラムについて

はじめまして。埼玉在住の34才です。

約1年前からハングドラムを求めて情報収集してますが、調べれば調べるほど入手困難・・・。結局フランスのspace drumを半年かけて手に入れました。まぁまぁな感じですが、やはり本物が欲しいです。とはいえ、スイスまで取りに行けないし、オークションでプレミア価格では手が出ないし。こうなれば作ってやれぇということで、現在製作を試みてます。日本国内でハングの情報が少ないので、同好会みたいなの立ち上げませんか?

楽器があればもっと楽しい毎日
» 変わった楽器、珍しい楽器の販売は世界楽器てみる屋

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コメント

滋賀県の楽器店EVで取り扱っているハングと下記のコイズミさんのものはインドネシア製で同じものかもしれません。が作り手が違うかも・・・です。共に品切れで、品質の確認がとれません。本物の材質は何なのでしょうか。シンギングボールと同じで材質により音も違ったりするのでしょうか。それにしても自分で創るなんて、すごいです。

http://www.koizumigakki.com/?pid=34778253

名前を書き忘れました。

コイズミのパチモンハング、カイサドラム、オリジナルのハングの音を聞き比べてみてください。
http://www.koizumigakki.com/?pid=34778253
http://gakki.temiruya.com/archives/2010/caisa-cosma101208.mp3
http://oto.temiruya.com/archives/2012/hang120417.mp3

どうでしょう。私は「なんとも判断のしようがない」というのが結論です。
私の耳には、コイズミのパチモンよりもむしろカイサドラムの方がオリジナルのハングの雰囲気に近いように聞こえますし。また、このカイサドラムの演奏を10mほど遠く離れて聴けば、オリジナルのハングのように聞こえるのではありませんか。もちろんそれぞれは別物の楽器ですから、とうぜん音色や質感に違いはあるでしょう。でも「やっぱりカイサでは違う、絶対にオリジナルのハングでなければ」というほど決定的な違いはないな…というのが私の印象です。せいぜい楽器毎の個体差に収まる程度、演奏している環境や録音状態で簡単に混同する程度の違いだと思ってます。

目隠ししたバイオリニストたちにいろんなバイオリンを試奏させた結果、名器ストラディバリウスよりもどこかのメーカーの新作バイオリンに軍配が上がったとか。ハングドラムも伝説化してしまって、簡単に手に入らないせいで、本来以上に輝いて見えているだけだと思ってます。

> 日本国内でハングの情報が少ないので、同好会みたいなの立ち上げませんか?
mixiにはそのとおりのコミュがありますし、facebookにもそろそろそんなグループが出来ていそうです。ガンクドラムの制作者も今、ハングを研究していたはず。同志はたくさんいるはずですよ。

私個人は、世界には知らない珍しい楽器がまだたくさんあるだろうから、ハングドラム一つだけにかかずらっていられない、という立場です。

もしハングドラムがこの世に残されたたった一つのすばらしい楽器だったなら、私は自分で工場を立ち上げてでも製作・販売したいところですが。上でコメントしたとおり「ハングドラムってそんなに特別?」というのが私の印象なのです…

なにかの弾みでどこかがハングドラムを復刻したら、誠意を持って取引させて頂きます。

私は、もう是が非でも欲しいとは思わなくなっています。自分にとって16万は大金です。本来の価値以上のお金は出したくありません。いつかそのうちに納得の製品(ハング)が出てくると思っています。

> 本来の価値以上のお金は出したくありません。
この手の打楽器(広義にはスチールパン)の価格は、ほとんどが人件費です。スチールパンを調律するには、ただ単にピッチを正しくするだけでなく、倍音成分まで正しくする必要があるそうで、そのためにスペクトルアナライザという決して安くない専門の電子装置を使用します。そしてスチールパンを自在に調律できるようになるには、10年の下積みが必要だとか。これはとあるパンアート工房の宣伝文句なので、いくぶん風呂敷を広げているかもしれません。しかしそのような専門スキルを持った職人を雇うのに、時給がコンビニのバイトと同じ金額だとは考えられない。その人件費の高い職人がスチールパンを1台完成させるのにどのくらいの時間がかかるのでしょうか。そしてそのスチールパンを販売して、税金を払って家賃や水道光熱費を払って保険や老後の貯金をして家族を食わせて、出来れば余暇には旅行くらいしてみたい。さてそのために、1台のスチールパンをいったいいくらで販売すればいいでしょうか。楽器店が引き取って販売したり、さらにそれを日本に輸送して販売すれば、どんどんマージンが加算されます。

1台16万円というのは既に適正価格なのですよ。
この辺の事情をお客さんに納得してもらうことは、世界中の楽器職人にとって、重要な課題のようです。薗田さんというドイツ在住のバグパイプ職人が自分のブログの中で、自分が製作・販売するバグパイプの価格が適正であることを、長々と言葉を尽くして説明していました。きっと「どうしてこんなものが6~7万円もするの?もっと安くならないの。いろいろ買うからまけてよ。」などと繰り返し言われたのでしょうね。でもそこに書いてある事って、私からすると当たり前の常識でした。1+1=2という自明の事を一生懸命に言葉を砕いて説明する姿勢に、私は哀れを感じました。

私が言いたかったのはカイサドラムの価格のことではありません。私も物を作る立場にいましたから、人件費や運送費などが嵩むのは当然と思っています。ハングが当時10万前後で売られていたのに(多分それ以上の価値はあると思います。)皆が大変欲しがっているといった理由で価格を上げているのがとても嫌なのです。数十万もかけたくありません。「だったら買わなければいいじゃん」と言われればそれまでですが・・・。

追記 : 私がtemiruyaさんで楽器を買うのは納得の価格と思っているからです。hapi drumだって安売りの店と比べると高いかもしれませんがtemiruyaさんしか売っていないスケールもあるのに、もったいないなと思っています。

> 私が言いたかったのはカイサドラムの価格のことではありません。

っとごめんなさい。
「自分にとって16万は大金です」というフレーズから、てっきり先のコメントはカイサドラムに関する適正価格の話題だとばかり思いこみました。製造業に携わっていたというYukioさんにとって、私の話は当たり前の常識でしたね。眠い話で申し訳ない。ただ、それを知らない人もいるでしょうか、もう少し続けさせてください。

では改めてハングドラムの適正価格に考えてみましょうか。
まずスチールパンという楽器の価格がほとんど人件費で、だいたい10~17万円が相場なのでした。だとすると似たようなハングドラムも最高で17万円くらいの価格が適正でしょうか。スチールパンと違って上下パーツを溶接しますし、希少価値があるので20万円くらいでもいいと思います。そして確か、パンアート社が設定したハングドラムの価格が(2008年頃だったか?)やっぱり20万円くらいでした。今も同じ方針だとすると、パンアート社はハングドラムに適正な価格を付けているはずです。

60万円という価格はオークションに出品して高騰した結果の価格です。
パンアート社は直接的には関与していません。だから60万円という価格について、パンアート社に対して直接的に責任を問うことは出来ないと思います。”直接的”というのがポイントで、”間接的”にはパンアート社がぜったい悪い。私は大いにパンアート社の今までの所行を糾弾したいが、それはまた機会にします。
このへんの話も…知らない人がいるでしょうから念のため。

どちらかというと、ここからが本題かも。
まず60万円という価格は、希少なハングドラムを巡って「私に売って」「いやぜひ私に」と消費者が取り合い高騰している価格です。だから、
・世界中のみんながハングドラムに飽きてしまう
・オリジナルと寸分違わないコピーが量産される
ということが無い限り、値段は高騰したままでしょう。世界中のみんながハングドラムに飽きてしまう…どうでしょうか、ありえそうですか。オリジナルと寸分違わないコピーが量産される…これはちょっとあり得ないかも。ずっとコメントしてきたように、スチールパンの類は機械的に量産できないのです。でもたくさんの工房が完璧なコピーを製作するようになれば、それは量産していることと同じですか。それはあり得るかもです、そうなるといいですね。

だとしても、どこまで価格が落ちても15~20万円あたりで止まるでしょう。
だってそれがハングドラムの適正価格なのでした。ならば初期の10万円というリーズナブルな価格はいったい何だったのか。いずれにせよハングドラムの適正価格を大きく下回りますから、異常です。本来ありえないことです。ですから「いつかこの値段まで戻ったら購入しよう」と目論んでいるなら、その未来はまずやって来ない。諦めて20万円ほど用意するしかない。

で話を戻して、初期の10万円はなんだったんだ、というと、その理由について私は2通り思いつきました。
・本業が別にあって、セカンドビジネス(というより趣味)としてハングドラムを製作・販売していた。ハングドラムの売り上げが赤字でも、本業で食えるので楽観してた。
・誰も知らない楽器を世界に広めるための釣り価格だった。ハングドラムの売り上げが赤字なのは痛いが、いつか有名になったら取り返す計画だった。

私の記憶に違いなければ、大昔、北米の変な楽器屋で6万円くらいで売ってましたよ。めちゃくちゃです。これを考えると、前者の「本業を別に持っているからハングドラムを叩き売りしてもOKむしろボランティア精神で」みたいなところが本当のような気がします。つまり真剣に考えた価格ではなかったのではないか、と。

結構ありがちなんですよ。
本職はサラリーマンだが趣味で何か製作してそれを格安で販売していた。非常に人気なので脱サラして趣味の製作・販売を本業にした。生活できるようにシビアに原価計算した結果いきなり価格をつり上げた。みたいな。

> 皆が大変欲しがっているといった理由で価格を上げているのがとても嫌なのです。

ええ気持ちはよく分かります。
つか多分、私はYukioさんよりもパンアート社に対してずっとネガティブな感情を持っていますよ。ほとんど恨みや呪いに近い。パンアート社が世界中の販売店にどれだけひどい仕打ちをしたか…っと言い出すときりなさそうだし、それを糾弾できるのは少なからぬ損失を出したであろう当の販売店だけでしょうから。ちょっと、今は口をつぐみます。

正直、私はパンアート社が大嫌いです。
だから坊主憎けりゃのとおりでハングドラムも好きではありません。だからハングドラムの話になると、どうにも愉快な話が出来ないです。

だから、同好会みたいなの立ち上げませんか?と誘って頂いて、それは善意というかほんとうに明るい気持ちで誘ってくれたのだと分かるのですが。私はこういう応対をしてしまいます。申し訳ないです…

どうにも手に入らないハングドラムをいっそ自作しようという有志はけっこうな数いるはずですよ。同好会を立ち上げることは十分可能なはずですし、そもそも既に同好会は存在するんじゃないかな。そして成果として、日本製のハングドラムを完成させることも夢ではないはずです。ぜひぜひがんばってください。私自身はまあ、そんな感じで…申し訳ないです。

おぉ…。なんだか僕の投稿ごときに皆さまの貴重な御時間を頂戴してとても恐縮です。
もちろん僕はいたって真剣です。

さて、各社の「音」の違いですが、僕もあくまでyoutubeでしかパンアートものは聞いていないので、
正確ではありません。
んが、先日購入したspace drumとはやはり違う。
http://www.youtube.com/watch?v=WzsUsqK7-ho
↑最上部を同じようにしてもこんな音鳴らないです。
ガラスグラスや、一部のボンゴ、コンガなども同じような音が鳴りますが、
やはり材質でしょうか。鉄ではなく真鍮とか・・・

ちなみにspace drumは2つ購入しましたが、作り手が違うのでしょうか、個体差があります。
倍音もそれぞれのへこみ部分も違う。
1つ10万(送料込)でしたが、自分では納得してるのでいいんですが。

現在、自主制作についてはライフワークとして進めてます。
別の仕事も続けながらです。叱られるかもですが、あわよくばハングドラムで食っていければとも考えていて、
しかしながら、おっしゃる通り匠の技ですから、なが~く付き合っていくつもりです。
なんか、ボンクラ思考かもしれませんがこんな感じで色々あーでもないこーでもないってやるのも楽しい。

日本には世界屈指の板金技術があり、もしかしたらパンアート越えるものができるんじゃないかと思ったのです。
んで、工場地区をハングの資料作って、「こんなの作れない?」ってまわってみた。
したら「音楽はわかんね」と。それでもいろいろまわってたらある金物加工の社長さんがスティールパンを作ったりしたことあるって。
しかも十数年前から。それから色々邪魔にならないように相談させてもらってます。全然できてないけど。

適正価格は色々なご意見がありますが、今のプレミア価格は無理なのでもう諦めてます。
それより「ハングおもしろそう」→「ほしい」→「買えないから作る」で、ハングは見本というかきっかけでいいのかなと。
料金設定は、まずちゃんとモノができたら考えます。
だってまだ出来てないし…。
あわよくばハングドラムで食っていければなんて書きましたが、今はいいものを作りたい。んで演奏したいが第一です。
お金は後から付いてくる。甘いんじゃ!ぼけぇ~!はい、ごめんなさい・・。

僕は仕事がらギターなんかにも結構お金かけましたが、いいものは高い。パチモンは安い。いいものは高くても買う。
いつの世も、どのジャンルでもそんなものかなと。
商売にするならコスト面は重要ですが、この楽器は機械で量産できないので、高騰はありますが値崩れはないかな?
ご指摘通り海外とは人件費も違いますし、このアゲアゲ感もずっと続くかはわかりません。

すでにコミュあるんですね。僕もfaceで立ち上げました。
http://www.facebook.com/hangdrum.jp
なんか今回の皆さんのやり取り読ませていただいてるだけでも、今までの孤独感は脱しましたし(笑)、
同好会?で、あーでもこーでもって酒飲んで、パチモン楽器とか叩いたり変な輪が広がれば面白いなって。
みなさんいかがでしょうか?

おさるさん、ハングの模倣ではなく自分のオリジナルを作ったらどうでしょう。ハングを作っても所詮コピーです。私はハングの材質がなんなのかとても気になっています。私が持っているティンシャやシンギングボウルは大きさが同じでも材質が違うと音も余韻もかなり変わります。まずは金属選びかなと・・・。無責任なこと言ってすみません。

Yukioさんコメントありがとうございます。
材質はキモですよね。
金属加工の社長とも話しましたが、space drumや一般のスティールパンは間違いなく鉄だと。まぁ、ドラム缶ですからそうだと思います。しかし、ハングは実物がないのでなんとも…。
ハング製作者は「我々は研究を重ね最高の材質にたどり着いた」みたいなこと書いてる記事見たことあります。ホントかどうかわからないし、いろんな材質を配合してベースのドラム缶?から作り出したとは思えないんですが・・・。

おっしゃるとおり、いずれはオリジナルなものを目指してます。
ハングのいいとこを盗んで、まずは同等なものを作れればいいんですが。

ティンシャやシンギングボウルをお持ちなんですね。7メタル?(銅,銀,金,亜鉛,鉄,鉛)を配合ともなれば奥が深すぎますね…。それに試供で作るには費用も大変そう。でも面白いかもです!

> あわよくばハングドラムで食っていければとも考えていて、
当たり前です。10年もの歳月をハングドラムの自作に費やしてしまったなら、後はもうハングドラム製作・販売のプロになるしかありません。むしろその覚悟もなくてハングドラムを自作するなんてほざいたら「職人を舐めんな!」と私は怒ります。

私の立場は微妙で、おさるさんが「やればできる」式の寝言を言っている勘違いの人なのか、ほんとうに未来の職人なのか、見分けがつきません。


> んで、工場地区をハングの資料作って、「こんなの作れない?」ってまわってみた。
しかし話を聞いている感じ、計画は具体的っぽいし、既に行動開始していますし。これは…ほんとうに本物?と私は思いかかってます。だからひとまず謝ります。申し訳ない、私はおさるさんを見くびってました。よくいる、口だけ威勢のいい根拠のない自信を抱いて怠惰をむさぼっている人だと思ってました。


> それでもいろいろまわってたらある金物加工の社長さんがスティールパンを作ったりしたことあるって。
なんども言います。
重要なのは、おさるさんがハングドラムを手にするということ、日本中に販売できるほどたくさん手にすること。絶対におさるさん自身が作らなければならない、なんて条件はどこにもありません。

早い話、私だったら件の社長を説得して工場をハングドラム生産工場にしてしまいます。今の製造業は斜陽です。大手のいいなりに安請け合いした物件を製作して納品するよりもハングドラムの方が金になる。そう算段がつけば社長は必ず乗ってくれるはずです。
私だったら、
1.自腹を切って社長にハングドラムを開発してもらう。
2.完成したハングドラムを売る。
3.ハングドラムがけっこういい金額で売れることを社長に報告し、ハングドラムの製造を一つの事業柱にすることを提案する。
4.ハングドラムの製造は工場、販売は自分、という取り決めをする
みたいな手順で攻めますね。営業経験のある人ならもっとスマートに話を運ぶことができるでしょう。

おさるさんはほんとうに自分の手でハングドラムを作りたいのですか。もし件の社長がハングドラムをばかすか量産すると請け合っても、それでもおさるさんは自分の手でハングドラムを作りたいですか。本当は作りたくないんだけど今は仕方なく自作しようとしている、のではありませんか。ここは重要です。本当に自分のしたいことを分かって、本当に自分のしたいことだけをしないと、最大限の力は発揮できませんよ。

私の好き嫌いを抜きにしてハングドラムはよい楽器です。(私もかつては美しい夢を見ましたっけ。)おさるさんがハングドラムの生産に成功した暁には、ぜひぜひ取引させて頂きたく。そういう意味で、冷やかしでなく、成功を応援していますよ。

> ハング製作者は「我々は研究を重ね最高の材質にたどり着いた」みたいなこと書いてる記事見たことあります。

私が触った感想として、軽かったです。スチールで出来たカイサドラムよりもかなり軽かった?ような気がします。そして文句なしに硬かった。YouTubeの動画を観れば分かるとおり、がんがん叩いてもびくともしなかった。

当時の話だと、ハングドラムの素材は一枚板でなく、数枚の異なった金属をベニヤ板のように重ね圧延した合板だったとか。

色は青かった。アイアン・ブルーって感じでした。

錆びない材質のようでした。
同じアイアン・ブルーのカイサドラムは日本に持ってくると湿度にやられて真っ赤に錆びました。(だから今は錆止め塗料で真っ黒です。)ハングドラムは特に手入れをすることなく、いつまでも青いままのようでしたし、透明の塗料を分厚く塗っているふうでもなかった。

こんなところでしょうか。
十年近く前の記憶ですから、正確であるとは保証しかねますが。

軽くて錆びない、価格も手頃なもので、チタン合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金などがあります。またそれぞれに種類があります。

オリジナルの最安値の頃が6,7万円ほどだったことを考えると、チタン合金はさすがにないだろうという気はします。

しかしながら考えを変えてみるなら、
別にオリジナルの素材が何であったかについてこだわる理由はありません。軽くて頑丈で音色のよいチタン合金最高!と判断するなら、チタン合金のハングドラムを製造すればいいだけのこと。素材としてチタン合金を採用した意義をきちんと説明すれば、多少高価になっても納得して買ってくれると思います。

コメントありがとうございます。

確かに「自分がどうしても作りたい」と「演奏したい」と「作ってもらって商売したい」は似て非なり。
これらは今後整理しなきゃですね。するどいなぁ・・。

金属加工の社長にも提案したんですが、いまいち。倍音出したり、音階調整はできないと…。
でもチューニング作業は別にして、ドーム型までの叩き作業のみだったら請けてくれると思います。
問題はやはりチューニングですよね。

ハングの材質情報もありがとうございます~。
今日別の金属関係の方に相談したんですが、
スイス(ハング生産国)と日本のドラム缶は鉄配合が違ってて、また厚みもスイスの方が厚いだろうと。
当然厚いものを叩いたほうが密度も増す。→かたい。
でも軽いってのは謎ですね。
色は焼くと青くなるそうで、まさにハングの青みがそんな感じだそうです。
見た感じやはり鉄っぽいと。チタンは20倍くらい高いし、あんな形状まで叩いて伸ばせない。

錆びない
軽い
堅い
安い?
ん~…おっしゃる通りオリジナルで作る方が楽しそうだし、そうします。

ちなみに銅だと鉄より温かい音らしく、値段も堅さも鉄並みということなので、
これらの合板でやってみたいです。

あと裏側の穴、あれはただの穴ではなく、内部まで伸びてて筒みたいになっているんですね。
space drumはただの穴なので、共鳴具合はそれがポイントのような気がしてきました。
って、誰に言ってるんでしょう。すみませんひとりごとです。

> 倍音出したり、音階調整はできないと…。
それ、スチールパンを作れるって言えません…ちょっと見栄張ってみましたごめんなさい、というのが実情では。

> 内部まで伸びてて筒みたいになっているんですね。
そういえばそんな形状でしたっけ。そのような形状にすることにより、共振周波数を下げることができます。小さなウドゥドラムで低音を響かせるときに同じ工夫をします。ハングドラムでは特に最低音を太く響かせる工夫だと推測します。

やはり板金加工ができて、音楽センスもあり音響工学にも精通している人っていないんですねぇ。個人でチューニングするのは、かなり困難だと私は思います。
銅は、種類はなんでしょう?
5円玉10円玉100円玉500円玉などありますがどの銅合金が堅さ、響きがよいのでしょうか?
業者さんに理不尽な代金を取られないようにして下さいね。本当に、心から成功することを願っています。

すだれさん、度々ありがとうございます。1週間前に叩いたspace drumがもうサビがでかけていました。音が変わるという理由で、塗装や保護加工はしていないとはいえ、日頃の手入れは大事ですね…。

Yukioさん、銅にもいろいろあるんですね。予算と相談しながら試してみたいと思います。お心遣いありがとうございますー。

近況:
まずはスティールパン用のキーテンプレートを入手し、マグネットシートへ映して切り抜き。これをドーム型のサンプル板にペタペタ貼って配置する。そんで、これからそれに沿って型どっていく。

> 音が変わるという理由で、塗装や保護加工はしていないとはいえ、
カイサドラムも初期型は、日本に持ってくるだけで真っ赤に錆びました。現在では錆止め塗料で真っ黒です。そんなことをしたら音が曇ってしまうのでは?と心配になりますが、そんなことはない。確かに、錆止め塗料を採用した最初の数台については(やっぱり音が曇ったな)という印象でしたが。現在のカイサドラムはむしろ初期型よりも煌びやかな音色です。要するに、塗料を塗ると音が曇るよね、というところを見越してオーバーに倍音を鳴らす調律にしているのです。

おさるさんの話を聞く限り、space drumはまだまだ発展途上といった印象です。しかしながら今まで説明したとおり、ヨーロッパから輸入して送料込みで10万円以下、というのは(そんなに安売りしては生活が成り立たないという理由から)ありえない価格設定です。世界中で認知度が上がるにつれて17~18万円あたりまで値上げしてくると予想します。

ハングドラムを調べていて流れ着きました(笑
同じ埼玉県にこんな熱い方がいらっしゃるんですね!!

ないなら作っちゃえ的な発想、僕は好きです。
それが儲けに繋がらなくとも、たとえ本家より高くついたとしても楽しめれば良いんじゃないでしょうか?

ハングドラムが特別な楽器ではないとしても、それに心をひかれて突っ走る人がいても良いのではないかと。

音楽ですから楽しんだ者勝ち!!

いつか自作ハングが響く日を楽しみにしております!

たつろうさん、

ようこそ(笑)!
調べれば調べるほど情報が少なくて、嫌になりますが、いつかすばらしいハングを作ってやります!

同じ埼玉県、公園なんかで叩いてるので、いつかお会いするかもしれませんね!
励ましのお言葉ありがとうございました!

こんにちは。

やはりハングを自作しようと熱い思いを持ってらっしゃる方はたくさんいるんですね!!

僕はPanartのハングドラムを一台所有しているのですが、僕も以前ハングを自作できないかと、金属加工をしている友人なんかに、実際にハングを見せながら相談を持ちかけたこともありました。

僕のハングの金属の印象としては、軽い、硬い、良く伸びるという感じです。

打面は調律しやすいようにか、かなり薄くなっているように感じます。
一番低い音をだすdingの部分は結構分厚いです。

そして加工はまだしも、やはり一番の問題は調律です。
倍音を綺麗に調律するのは並大抵の事ではありません。

以前、ハングのチューニングに関して調べていたら、スチールパンを作ってらっしゃる園部良さんという方がハングドラムのチューニングを請け負ってくれるという話を聞きました。

成型と調律を別々の方に頼めば、似たようなものは案外簡単に作れるかもしれません。

ハングドラム作ってます。
2度失敗で、3度目の挑戦です。
厚みが、1.6mmで失敗して、1.2mmで薄い所しか響きませんでした。
0.8で次は作ろうと思います。
厚みのデータが欲しいです。

作ってみて思うのですけど、自分で作るの考えたら、16万円で買った方が安いです。

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