フルートの高音部
投稿者:misatoさん
すだれさま。いつもお世話になっております。
実は、アーストーンのF管なんですが、2オクターブ目の音が私には出せません
。
唇を細くギュって感じで吹くのは理解できるのですが、なかなかうまくいきま
せん。
歌口の隙間を通常より開けてみたり、私なりに施行錯誤しながらやってはいる
のですが。。。
どうしてもかすれた音になってしまいスランプです。
頑張らないようにはしているのですが(笑)
何か良い方法はないですかね?
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コメント
misatoさん、投稿ありがとう
2オクターブ目の音が出せないというのは、力んで息の当たるポイントがずれてしまうというのがよくあります。またあまりに強い息でもうまく音に鳴ってくれないこともあります。このへんコツを掴むまではどうしても試行錯誤するでしょう。
私がよく言う「頑張るな」とは、イヤになるほど自分を追いつめるなということです。投げだして一生吹かなくなるくらいなら、数日他のことをして遊ぶくらいのペースで笛と付きあうのがよいです。逆にものすごくやる気になったら1時間とか練習してもOKですし。『人月の神話』に「女を10人集めても1ヶ月で赤子を産むことはできない」という一節があるそうです。人間が笛の演奏を習得していく速度は遅いです。それ以上はどう頑張っても生理的が限界があって、早く覚えられません。逆に練習しなくてもやっぱり演奏を習得することはできません…。このゆっくりした進歩に合わせて投げださず笛と付きあうことが肝心です。
すぐ使える裏技として、
左手人差指の穴(いちばん高い音の穴)をほんの少しだけ―ほんとうに気持ちだけ―隙間を開けると、そんなに力まなくても2オクターブ目の音が出ます。小学校のリコーダーがそんなことをしました。この方法は音が掠れる傾向があるので、最初はそうやって音を出すようにして…続けていればそれなりに上手になりますから、そこで改めて隙間を開けずに鳴らす練習をしたらどうでしょうか。
私も2オクターブ目は上手に吹けません。いちばん高い音の穴に隙間を開けることもしょっちゅうです。でも自分の吹きたい曲がたいてい1オクターブ半程度の音域に収まるので、あまり困っていません。練習もしていません。必要になったらそのとき付け刃でみっちり練習します。それで間にあいます。
出せる音で楽しめるならそれがいちばん幸せなんですが。
(1オクターブだとさすがに難しいですか。)
投稿者: すだれ | 2010年10月03日 12:00