-- 竹笛のお手入れと修理 --

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竹笛のお手入れ 3

大切な楽器だから末永く使いたい。竹笛はひび割れると音が出なくなりますから、保管するときは乾燥に気をつけます。といっても、いつも吹いていれば適度に水分を補給できるのでそうそう割れないものですが。

梅雨時期の保管

四季のうちで唯一、ひび割れを心配しなくていい時期です。むしろカビます。竹笛を演奏し終わったら中に結露した水分をよく拭いて、裸のまま陽の当たらない涼しいところ――人が快適に過ごせる室内――に放置します。それでもカビが生えたら、布でこすり落としてください。

冬時期の保管

人にとってつらい乾燥の冬は竹笛にとっても試練の時期です。まず保管云々より毎日吹いて水分を補給させるのが一番です。長く吹かずにずっと放置するのが竹笛には一番悪いです。

竹笛を演奏し終わったら中に結露した水分をよく拭いて、とにかく乾燥させないように木箱とかに入れます。布ケースなら気密性の高い材質のもの、あるいは皮ケースとか。(ビニールケースはやりすぎでしょうか?)。

置き場所は、人が快適に過ごせる室内なら申し分ないのですが、エアコンや電気ストーブをつけた部屋は極端に乾燥していることがあります。喉とお肌のためにも加湿器の使用などを考えた方がいいです。

その他の季節の保管

いつも吹いていれば基本的に大丈夫です。竹笛を演奏し終わったら中に結露した水分をよく拭いて、裸のままあるいは布ケースに入れて、人が快適に過ごせる室内に置きます。ビニールケースなどあまり気密性の高い入れ物に入れると、カビます。

楽器があればもっと楽しい毎日
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